次にGTOの内装部分に
焦点を移しましょう。

一応私が実際に見た物、友人の体験等を元に構成してみました。
※ 但し、コレが全て当てはまると言う訳ではありません。当時の詳しい資料等も
  ありませんので参考程度にお読みください。


内装&装備編

覗き込んで見ないと解らない所です。



フロント・シート

左  MT ヘッドレスト・シート

    初期生産MT標準の通称「マクラシート」
    途中より他のグレードと一緒のハイバックシートに変更になりました。

右  MT、MU、MR、]T、]U標準のハイバックシート
    (画像はファブリック)

シートの柄は4種類になります。

まずシート本体(オフ・ブラック)&脇(オフ・ブラック)の部分がビニールレザーで
構成されているハイバックシート

左  本体ファブリック(オレンジ)&脇(オフ・ブラック)の部分がビニールレザーで
    構成されているハイバックシート

右  本体ファブリック(グレイ)&脇(オフ・ブラック)の部分がビニールレザーで
    構成されているハイバックシート

画像はありませんが、本体ファブリック(ゴールド)&脇(オフ・ブラック)の部分がビニールレザーで
    構成されているハイバックシートがあります。

オレンジ×オフ・ブラック     グレイ×オフ・ブラック



リア・シート

基本的にフロントシートと柄の種類は一緒ですが
シート上面の部分の一部に違いがあります。

左  初期生産のリアシート上面にはヘッドレストの支柱が
    付けられる?のか?  4個所に穴を隠す飾り蓋が付いています。

右  後期生産のリアシート上面には何もありません。

初期生産          後期生産



シートサイドの金具

左  シートサイドのリクライニングさせる金具もMT、MU、MRでは
    メッキ処理された物を使用しております。

右  47年生産の]T、]U、MRの金具はブラック塗装された
    金具に変更になりました。(コストの関係だと思います)



リヤ・ボード

左  MT、MU、MRの一体型リア・ボード

右  47年生産の]T、]U、MRの2分割型リア・ボード
   
   分割型にはクリップ3箇所で留めるタイプと
    クリップ無しのタイプが存在します。



ドア内張り

左  MT、MU、MRの初期タイプの内張り
   
    インナーハンドル部先端はプラスチックにメッキが掛かった物で、
    その他ドアレバー部のカバーはステンレス製の物を使用しています。
   
   
最初期型はドアロックとレバーの間隔が離れているタイプがあります。
   詳しくはこちらを参照。

右  47年生産の]T、]U、MRの内張り
   
    インナーハンドル部先端はプラスチック剥き出しで、
    その他ドアレバー部のカバーは鉄製の物にエンボス加工を
    してあります。



コンビネーション・メーター

左  MT、]Tにはコンビネーション・メーターの設定無し。
   
メーターが付かない代わりにこのボックスが標準装備です。
   (メーター配線はコンソール裏まで来ているのでメーターを取付ける事は可能。
   ですが、ある事をしないとメーターが正常に作動しません。)
   

右  MU、]U、MR標準装備のコンビネーション・メーター



オーディオの化粧パネル

左  MT、MU、MRのメッキタイプの初期型化粧パネル。

   オーディオを付けない時の化粧パネルです。
   

右  47年生産のMU、]U、MRのグレータイプの化粧パネル。

    コスト削減により安っぽくなった化粧パネルです。



シフトブーツ

左  MT、MU、MRの初期型タイプのブーツ。

   全体的にシワシワ&フニャフニャのしまりの無いブーツ。
   

右  47年生産のMU、]U、MRの後期型タイプのブーツ。

    素材変更?の為にシッカリしたブーツ。



シフトノブ

MT、MU、]T、]U専用  4速表示のシフトノブ。
(XUオートマチック除く)

R(リバース)に入れる時は、シフトレバーを押え付ける様にして
リバースに入れます。



MR専用 5速表示のシフトノブ。

こちらはR(リバース)に入れる時は、普通にシフトレバー操作すれば
リバースに入ります。



比較する為の画像です。 48年以降の5速表示のシフトノブ。

MRの5速用に似ていますが、こちらはよく見ると「PUSH」の
刻印が入っていますね。
R(リバース)に入れる時は、4速タイプと同じ要領で
シフトレバーを押え付ける様にしてリバースに入れます。