購入を検討している方へ。

これからGTOの購入を検討している方へ、現オーナーである私からのアドバイスです。
(私個人の考えが入っていますのでこの限りではありません。)

あなたはGS-R(人気車種)を購入しようと車両を探してました。
仮に購入資金が80万円あるとします。

画像はイメージです



あなたの家から近い場所、古い車を数多く扱っているショップに
とても綺麗で状態も良く、何もせずに乗り出せるGS-Rが売っています。
価格は80万円でした。
また隣の県で欠品多数、状態の悪い不働車のGS-Rが
10万円で個人売買で売っていました。
あなたはどちらを選びますか?

初めてこの手の車両に乗ろうと思っている方や、整備・&メンテナンスに
自信がない方は迷わず「何もせずに乗り出せる」車両を選んだほうが
良いと思います。


逆に昔乗っていて、少しは部品を現在でも持っている
「車を仕上げるのが好きだ」と言う方には後者でも良いと思います。

ただ単に「安かった」からと飛びつくのは待った方が良いでしょう


10万円で購入したとしても、直すのにいくら掛かるのかわからない&
部品が入手出きるかわからない車両・・・
逆に大きなコストを抱えてしまうかもしれません。


1・現在でも部品が入手できるのか?
2・ボディの修復・修理にいくら掛かるのか?
3・改造されていた場合、その改造箇所は直せるのか?
4・整備を任せられる整備工場やショップはあるのか?


これらのよく考え購入の検討をしてみてください


次にこの錆を見てあなたはどう思いますか?

「なんだ、錆びてるじゃないかッ!」と思いますか?それとも
「40年前の車両だから錆びてて当たり前」と思いますか?

物の捉え方は個人によって変わってきますが
この時点で全てが決まってしまうと言っても良いかもしれません。

少しの事でも気になる方、現在の車の性能と
比較してしまう方は購入を避けた方が良いと思います。



部品について

GTOは77年の生産終了から34年(2011年現在)経過した車両ですので
部品の供給もままならない状況です。

ネットが普及した現在、この現状を知らない方々が
「最近車を購入したのですが、この部品無いですか?」と
簡単に書き込んでくるのをよく見かけます。

何かを直そうとしても部品が無いのも解りますが・・・
ご自分の足を使ってパーツを探すより、ネットで簡単に
「誰かに頼りたい」と言うのも多少は理解はできますが・・・


「解体屋を廻ってもGTOは置いてない」とか言う方もいますが
解体屋にGTOが山のようにあったのは昭和の時代です。
2011年現在では平成一桁の車を探すのも大変なのです。

車をぶつけた、ぶつけられた場合、その部分を交換してしまうのが手っ取り早く
手間も時間も掛かりませんが
「すぐ交換する」という考え方を見直して
「直せるところは工夫して蘇らせる」という考え方に変えてみましょう。




GTOオーナーになったなら

実際にオーナーになってみたらば、各地方のイベントや
同型車種のオフ会等に積極的に参加してみましょう。

イベント等で同型種に乗っているオーナーさんとお友達になれる機会や、
会場内のフリマで部品等が入手できるチャンスもあります。


また、同型車種のミーティングやオフ会に参加してみるのも良いでしょう。
苦労話や部品情報&流用情報等、為になるお話も聞けるはずですよ。


一つアドバイスをするとしたら
「部品を入手する為」の手段としての参加

は避けた方が良いと思います。


なぜメンテナンスをするのか?