オートマチック・トランスミッション作動不良

故障の原因 処置
 1 エンジンが作動しない
   (スターターが回らない)
(1)セレクタ・レバーがN、またはPの位置に
   入っていない
(2)セレクト・ロッド関係の調整不良
(3)インヒビタ・スイッチ関係の配線の緩み、外れ
(4)インヒビタ・スイッチの調整不良
確実にN、またはPに入れる

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点検修正
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 2 エンジンが始動しにくい
(1) オイルの量と粘度不適
レベルゲージでオイル量点検
 3 発進しにくい、またはクリープが大きい
(1)アイドリング調整不良
(2)スロットルボタンを引いたまま
  (クーラー装着車のみ)
(3)チョークが戻ってない
調整
スロットルボタンを戻す

アクセルペダルを軽く踏んで戻す
 4 クラッチ(変速機内)の異音、変速遅れ、または車のジャダ
(1)シフト・ダウン・ケーブルの調整不良
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 5 クラッチ(変速機内)のスリップ
(1)オイルレベルが低い レベルゲージで点検し補給
 6 トランスミッションのオーバーヒート
(1)冷却水の不足
(2)オイルレベルが低い
補給
レベルゲージで点検し補給
 7 最高速が出ない、燃料消費大
1)オイルが多すぎる 正規に調整する
 8 バックアップ・ランプが点灯しない
(1)インヒビタ・スイッチ関係の配線の緩み、外れ
(2)インヒビタ・スイッチの調整不良
点検修正
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