自作してみました!


あれも欠品、これも欠品・・・ と悩むなら作ってしまえッ!
ってな訳で、安価で作製してみた物を紹介します。

※画像は色々な年式のGTOから流用しています。
また、作業方法も自己流ですので参考程度にお読みください。
(人によって様々な方法があると思いますので)



サイドウィンカーのガスケット

ランプユニットとレンズ間のガスケットは経年劣化で
既にボロボロになってしまっている物やガムの様に
クチャクチャになってしまっている車両も多いですよね。


雨や湿気でランプソケットが錆びてしまったりして
接触不良になってしまうのを少しでも防いでみませんか?

そこで、ホームセンターで売っている厚さ0・1mmのゴムシートを購入し
ガスケットを作製しました。

シートにレンズを押し当て型を取りカッターで切り出します。
ビス用の穴は4.5もしくは5mmのポンチで打ち抜きます。


以上で完成! 製作時間約5分



バックランプのガスケット

サイドと同じ要領で4枚作製します。(ランプ1個に2枚使用する為)
以前作製した時の画像ですが参考になればと・・・

表、裏面に接着剤で接着します。

以上で完成! 製作時間約15分



フロントウィンカーのガスケット

ユニットの淵に隙間テープ(裏面粘着テープ付き)を
短冊状に切って貼り付けて完成。


材料費100円!
 製作時間約5分



フェンダーミラーのガスケット

ミラーを押さえている樹脂が経年劣化で砕け、ミラーを
落とした経験がある方もいると思います。

↑これは笑える・・・

部品は当然ながら出ませんので応急的に作製しましたが
仲間内でなかなかの評判でした。


素材はPP(ポリプロピレン)の0.75mmを使用しました。
丸く切り出す為にオルファのコンパスの様なカッターをチョイスして作製開始。

硬い素材だと切り出すのに大変なので、柔らかく切り出しやすい
PPを使用しましたが、夏場に熱で柔らかくなりすぎる欠点があったので
片側2枚重ねで使用します。(1台4枚必要)


カッターを使い切り出したところです。
純正タイプの白いガスケットもPPで作ってみました。

フェンダーミラーに装着してみました。
数年間使用していますが1度も落ちた事はありません。

材料費PPシート 600〜700円 製作時間約10分 



シートベルトのワッシャー

シートベルト(ショルダー)のワッシャーが無くなってしまい
スプリングが飛び出てしまうので応急的に作製しました。

材料はフェンダーミラーガスケット作製時、くり抜いて余ったPPシートを使用。
ハサミ&ポンチで打ち抜き完成です。

シートベルトのバックルに付けてしまえば見えなくなってしまいますが
自己満足という事で・・・

材料費PPシートの余った部分
 製作時間約1分



テールレンズのガスケット

これは自分のネタではないのですが、ニュージーランドのGTO乗りの
私の友人、Mr.マイケルの自作品です。

経年劣化でボロボロ状態のガスケット。もちろん部品は欠品で出ません。
そこで・・・ 

彼はキャンプ用のマットを流用してガスケットを作製しました。

日本より部品供給が少ないニュージーランドで身近な物を流用するなど
彼らに見習うべき所も多くありますね。



フェンダーミラー取付けボルト

ミラーの塗装やボディの塗装をしようと、ミラーを取外す際に
「ボキッ!」っとボルトを折ってしまったりナットを途中で
焼付かせてしまった経験がある方も多いと思います。

会社の金属片のゴミ箱から丁度良いボルトを見つけたので
早速作ってみました。
純正の太さは4mmのボルトですが、捨ててあったボルトは
6mmでした。 長さは十分足りました。

長さを合わせる為に余分な部分をカッターで切断します

ミラーに取付ける穴を開ける為に一度バーナーで熱を加え
叩いて伸ばします。
伸ばした後、ポンチを打って取付け穴を開けます。

ドリルで穴を開け、グラインダーでミラー取付け部に合う様に削って修正。
最後にダイスでボルト山を切って完成です。

ミラーとボルトの取付けはスプリングピンを使用するか
割りピンを使用します。 私は割りピンで留めましたが
未だに外れる事もありません。



MR用フロントケースガスケット

MR専用のフロントケースガスケットを自作しました。
DOHCエンジン部品はほとんど全滅に近い状態なので
ガスケットのシートを購入し、友人からサンプルを借りて作製。


自分で作製し、自分のMRのエンジンに使いましたがオイル漏れもなく
使用出来ました。
このHPをご覧の皆さん。どちらが Made in 山麓かわかりますか?



クリアウィンカーレンズ

ヨーロッパ輸出仕様のウィンカーレンズを自作してみました。
十字の部分はプロトタイプのGTX-1のパクリ。




クリアウィンカーレンズその2

ヨーロッパ(イギリス)輸出仕様のウィンカーレンズを自作してみました。
48年以降のウィンカーユニットを移植して取り付け。
カタログで見る限り、輸出仕様は車幅灯が外側で
ターンシグナルが内側になっているようです。
(ニュージーランドのGTOは日本国内と同じのようです)



クリアウィンカーレンズその3

クリアウィンカーが流行った時期に作製しましたが、友人から
「死んだ魚の目みたい」と言われあえなくお蔵入りに・・・
平常時と点灯時です。



クリアリフレクターレンズ

レンズを作製した際の余りで作製してみました。



ショートストローク シフトレバー

シフトレバーのベークライトが割れたジャンク品のシフトレバーを
ショートストロークに改造してみました。

金鋸で20mmレバー先端を切り詰め、スタッドボルト用の下穴を開けて
10×1.25ピッチのタップを掛けます。

タップを掛けた後にボルトを切断した物をロックタイトを塗って締め込み完成です。

作成後、あと10mm短くても良かったかな?という感じでしたが・・・
これもリサイクルって事で良しとしましょう。