内装品&装備品 2

※画像は色々な年式のGTOから流用しています。
また、作業方法も自己流ですので参考程度にお読みください。
(人によって様々な方法があると思いますので)

ただし、あくまでも我流ですので、全てが当てはまるものではありません。

取外し作業をする場合は、かならずバッテリーのマイナスを
取外してから行なってください。



ヒーターコア交換

助手席の足元にクーラントが漏れていたので「バルブのホースかな?」と
バンドを増し締めするも、ビミョーに漏れてくるみたい・・・
数日後、今度は運転席側の足元吹き出し口からクーラントがっ!
少々面倒くさいけどコアの点検をする事にしました。

以前解体した車両から外し、保管しておいたヒーターユニットから
コアを取り出して清掃して明日の点検&交換に備えます。

センターコンソールを取外して吊り下げクーラーを少しずらし作業する事になりますが、
ヒーターバルブに刺さっているホースを抜くのに、クーラーが邪魔で手が入りにくく
ユニットを外すのに30分程掛かってしまいました。

ユニットの側面からコアを取り出しました。
フィンにはクーラントが漏れた痕が残っています。  漏れた箇所は・・・
「パイプの首根っこ」に亀裂が入っていました。

(画像はスポンジで見えづらいです)

ユニットの中もクーラントでベットリ・・・

中を清掃してワイヤーにオイルを注入して動きを良くしてあげて
組立て・・・ の前にベンチレーター切替部分のゴムが
劣化してボロボロだったので、ゴムシートで作製しました。

オマケに車体と接する部分のスポンジも、「襖のすきまスポンジ」で新調。


ユニット取付けて、クーラントを入れて試走したところ、漏れも無く
修理はOKでした。



ヒーターホース&バルブ(室内側)交換

走行中、ホンワカと甘い匂いが・・・ 助手席を見るとメロンソーダ(クーラント)が
滴り落ちてました。

とりあえずバンドを締めて様子見のはずが・・・ バルブとヒーターコアを繋いでいる
短いホースが裂けて室内バシャバシャに。

対策としてエンジン側のヒーターホースをバイパスして
ヒーターに回らない様に応急処置をします。

後日ホースの交換作業を行いました。
作業的には上記
ヒーターコア交換の要領でクーラー等を外して
バルブやホースに手が入る様にします。(コアやモーターまで外す必要はありません)

エンジン側2本とコアに繋がる1本のバンドを緩めバルブ本体を留めている
ビスを3箇所、リンケージワイヤー(バルブを開閉するレバー)のビスを
外すと、短いホースとバルブが取り出せます。

点検すると亀裂&内側の腐食が見られます。 これが漏れの原因です。
実はこのホース、パーツカタログに載っていないのである物を代用し
(または社外品のヒーターホース)加工して使用します。

この際にバルブも点検して必要ならば交換してしまうのも良いでしょう。
ホースを加工しバルブを元の位置に戻していきます。
リンケージワイヤーの調整をし、バンドを締めれば完成です。

交換の際、ワイヤー式のバンドではなくクランプ式に交換した方が
ホースに掛かる負担が少ないので、ホムセン等で購入しましょう。